このコｰナｰは管理人及び従業員の体験談です。
ご本人の承諾、または時効（５年「勝手に！」）のもとに紹介します。

エンジンがかからんとん！
	(エンジンが始動しないよ。)
	最近増えています。
	それと同時に、こんなに多くの人がそんなやり方だったとは・・・・・・・。
	新しい車を納車した後とか、代車に新しい車を貸したとき。
	「エンジンがかからんとん。」
	「最近のマニアル（クラッチ付車）はクラッチをいっぱい踏み込まないとセルモーターが回らず、エンジンが始動しませんので・・・・・」と説明しているのに。
	「バッテリーが上がっている。」とか　「鍵を回しても何の音もしない。」とか　　言われます。
	その反面、今までクラッチを踏まずにエンジンの始動をしている人が多いと実感しました。
	あやまってギアーを入れたまま鍵を回したら急発進！！！
	基本に忠実に。　　　　クラッチを踏み込んでエンジンを始動しましょう！

二回目は無料ですか？
キーロック編
	素敵な叔母様(現場で確認済)からの脱輪の依頼。
	キーロック解除作業で初めての車種。　　慎重に作業開始。少し苦戦をしながら
	見事　　　　　　　大成功！！

依頼人	たすかりましたぁー！。　鍵もだけど、バックもお財布も全部・・・・。　　オイクラかしら？
私	ＪＡＦの会員様ですので　無料です。
	と、　説明の途中。その瞬間　　ドアーをバタン！
私	鍵は取られました？
依頼人	イヤァーン！　ごめんなさぁーい！鍵はそのままです。
私	やり直しですね。
	二回目は簡単にカチャリ。
依頼人	二回目は早かったね。　　　二回目も無料・・・？
私	おかげさまで一日に同じ車を・・・・　　良い勉強になりました。　　もらう訳にはいかないでしょう。
依頼人	ありがとう。　　助かったわ・・・・。
	今ではその車種は一発で　　カチャリ　　　です。

二回目は無料ですか？
脱輪編

	年配の女性からの脱輪の依頼。

	現場に着いてみたら左前輪の脱輪。　まぁー簡単の分類に入る作業

	しかし

依頼人	友達の家に遊びにきたけど・・・・・。　　バックしていたらゴトン！。　　　溝があるのに溝蓋が無いのが悪い。　　　　みっともないから早くあげて。

	それから

依頼人	あなたは大きいね。　身長何センチ？。　年は？。

私	ちゃんと質問に答えると

依頼人	まあーどうでもいいけど　急いで。

	だって！

	無言で作業して　　　無事完了。

	車両を少し前進して、作業に使った工具などを片づけていたら、「ブーン」と車の動く音。

	不吉な予感とともに・・・　　「ゴトン」

私	あらぁー

依頼人	またお願いします。　　　二回目は無料ですか？

	まいりました。

（泥棒？) 　　　かぎ開けて泥棒とは？


	福岡からみえた方で、加津佐港から出でいる船で、鯛釣り帰りにキーロックの解除の依頼があり・・・・。

依頼人	港に着いて鍵をロックしたのは確かですが、どこにキーが有るのかわかりません？

私	一応、開けてみましょうか？　車内のどこかにあるのでは・・・

	何度も同じ車両を作業したことがあったので、ほんの数秒でロックの解除をすると

依頼人	もう開きました？　　そんなに簡単に開くのなら車屋さんより泥棒さんの方が良いのではないですか。

私	？　　・・・・・・・・・　　　　（何も言葉が出ませんでした。）

	それから依頼人は車内を一生懸命にキーの捜し物です。　”泥棒”　の言葉を聞いた私は手伝うこともできずに、黙って見ているしかありませんでした。　　　　　待つのは長いものです。　　　　ボックスの中・サンバイザーの上・シートの下・フロアーマットの下・釣り道具入れの中など、どこにも無い。

依頼人	もう後はいいですので、どうしても見つからなかったら又電話します。いくら払えばいいですか。

	と言い、依頼人がジャンパーのポケットから財布を出そうとされたとき

依頼人	あぁっ！

	顔は真っ赤。

依頼人	財布の中へ入れていました。　　ごめんなさい。

	依頼人は「正規の作業料金を取ってください」と言われたが、何かかわいそうで半額だけいただいた。

	後から考えると　”泥棒さん”　なら全部もらってよかったのかな？・・・・・

（苦笑い)＝キャンセルしていいですか？

	もう、朝日が昇るくらいの時間帯でした。　　　｢左側の前後が脱輪して、もう少しで川へ落ちそうです｣と電話があり、イザ出動！。　　クレーン車で現場へ着いたら同乗者でしょうか若い男性たちが四～五人と横倒しの車両が見えた。

私	「おはようございます。なぜ、こんな状態に・・・」と話し掛け、私が引き上げの準備をしていると

持主	「3千円しかないんですが」とのこと・・・。

私	「後日でもいいですよ。」と言ったのだが、みんなで何やらひそひそ話し・・・・。　　その後

持主	「キャンセルできますか・・・」　?　。　「自分達でやってみます。」

	料金を払うのがもったいなく思えたのでしょうか、仕方ないのでそのまま帰りました。　　それから、30分もしないうちに電話があり、

持主	「自分達でやっていたら、もっとひどくまりました。すみませんが助けてください。」

私	あまり気乗りしないけど断るわけもいかずに再度出動。　　でも現場についてビックリ。　みごと屋根が川の中でした。

持主	「修理代はどれくらいかかりますか。」

私	「少なくとも、さっき見たときの二倍はかかるでしょう。」
	すると
同乗者	持主に向かって「だからさっきケチルナと言ったのに、それにキャンセルした罰・・・。　車屋さんはケチの○○○(持主）のおかげで売上倍増・・・」
	なにやら言いたい放題。
	約半月位の修理期間でした。　納車のとき、

持主	「今度からケチラズすぐにお世話になります。」

私	「いつでもいいですから電話してください」

	それから数ヶ月経って同乗者の話しによると、「ケチだったあいつ（持主）のケチが治ったら、すぐに彼女ができて喜んでいました。」との報告。　　　　　　　　　じゃあ、結果的には持主も得したのかな・・・・・・・・

（チンプンカンプン）＝　どっちが悪いの？

　５０歳くらいの女性から「相手からぶつけられた」の依頼。　　現場へ着くと、依頼人はすごい剣幕でおまわりさんや事故の相手を怒鳴りつけている。

[私]

依頼人の車は、まだ購入して数年くらいだし、多少言いたい気持ちもわかるな。

　　　　　　　　しかし、話の内容をよく聞いてみると（違う！？）　立場が反対！。

［依頼人］

私が出て(大きい道へ)行くのを見ていたなら、あなたが止まれば　" ぶつからなかった "　のに・・・・・・・・。

　　　　　　　　？　。　　さらに、

［依頼人］

「相手の車が来ていたのは知ってしたけど行けると思った　ｅｔｃ・・・・。」

　　長い時間が過ぎ、やっと納得（半分くらい）されてレッカー移動することができた。

　　全員がすっきりしない結末でしたが、後日の任意保険の解決は早かった。

（つかれました）＝　真夏のキーロック。

　近くの海水浴場でのキーロック。　もう、１０年くらい前の車で、トランクの中の荷物を取り出した後、キーを入れたまま閉めたとのこと。　　運転席からロックを解除し

「私」	「ハイ！いいですよ。あとはトランクオープナーで開きますので。」
「依頼人」	「ワイヤーが切れているみたいで、オープナーでは以前から開かないのです。どうにかなりませんか？」

　私はおもわずガッカリ・・・・。

「私」	「じゃあー、どうにかしましょう。」

　　　　　　　　と、　いうことになり、７月最後の日曜日の午後、真夏の炎天下の車内でリアーシートを全部外し、わずかなすきまからロックを探すがトランク内の荷物が多すぎてまったく見えない。　　困っていたその時、

「依頼人」

「もう車を買い替えますからどんなになってもいいですよ。これを使ってすきまに入れて荷物をどかしてください。」

　　　　　　　　なんと、差し出された物は助手席にあった傘。　　なんで（？）海水浴に傘を・・・・？。　　日傘とかパラソルならばともかく、それも雨傘を・・・・？。　　でも、おかげでロックが見える状態になりトランクがオープン。　　
　私は汗ビッショリ！。　　おもわず私も夕方に海へ体を冷やしに行きました。　　
　

おかげさまで、その夜は爆睡だった。　

（恐怖）＝　事故現場でレッカー移動の準備中に

　〈ブロック塀に激突して左前輪が破損して動かない〉　との依頼で現場に到着。

　
　タイヤが「あっち向いてホイ！」（古い？）の状態。

　現場はゆねやかな左カーブで、３０ｍくらいから後方車両の確認ができない。

　表示器具は設置したが、「危ない場所だなぁー」　と　　いやな予感。

　注意しながらジャッキとウインチを使い、やっとのおもいでレッカー車につりあげ、事故車を固定しようともぐり込んでいたその時、　

　「キィー・・・・」　　と　急ブレーキの音。　一瞬で飛び起きた。　

　幸いギリギリで追突されず良かったが、生きた心地がしなかった。　　

　その運転手さんは、”おまわりさんから”しっかり怒られていたみたいだった。。

　　　　　でも、恐かったぁー

（笑）＝　「エンジンキーが回らない。すぐに来てください。」　の依頼
４０歳半ばの女性からの依頼で夕方６時半くらいに電話があった。
［依頼人］	「エンジンキーが回りません。○○ストアーまですぐ来てください。」
[私］	「ハンドルロックが掛かっているかもしれませんので、ハンドルを小さく左右に動かしながらキーを回してみてください。」
[依頼人]	「車のことは良く分からないし、早く帰らないと旦那に怒られるので、すぐに来てください。」
	と　いうことで現場へ。
	キーは付けたままの状態。　　　私が運転席へ乗り込み、ハンドルロックを解除する要領でキーを回そうとしても確かに動かない。
	そこで、
[私]	「ドアーのロックは掛けていました？」
[依頼人]	「ロックしていたのでキーで開けました。」
[私]	「どうしてかなぁー？」　と　言いながらキーを抜いてみるとキーホルダーの影にもう一本キーが・・・・。　　　ＳＵＢＡＲＵのロゴ入りキー。　エンジンキーに使われていたのを見るとＳＵＺＵＫＩ。　　　　　　車はスバル。
	・・・・・・・・・・・・・。
[私]	「△△さん、キーがふたつありますけど。」　の　言葉に、
[依頼人]	「ああぁーっ！・・・　　すみません。すみません・・・」　で　解決。

なぜか帰りに、（料金は？とは聞かれず）「本当にすみませんでした。これ食べてください。」　と　買物袋から買ったばかりのバナナ（断ったが、どうしてもということで）をいただいた。　帰り道に思い出し笑いをしてしまったが、助手席にあるバナナは、依頼人がキーを間違わなければきっと子供さんの”おやつ”だったのかなー　と考えながら、少し気の毒な思いがした。